開明中学・開明高校の生徒募集

開明中学・開明高校に通う生徒を募集しています。 開明の生徒の指導経験があります。

指導した開明中学の女子生徒は,中学入学以来,定期テストで学年平均点を超えたことがない状態で,中2の夏休みから指導がスタートしました。 指導後,2学期中間では70点台を取り,1学期期末から35点上げることができました。 また,2021年には中学3年生になり,数学1, 2ともに80点台を取り,ともに平均点を10点以上上回ることができました。 さらに,本来は高1が受けるベネッセの模試でも,偏差値60以上を取ることができました。

開明に通う生徒を指導した経験でいうと,授業進度は一般的な進学校と同じくらいといえます。 定期テストの難易度は標準的で,基本となる問題から応用問題までバランスよく出題されています。 応用問題も高度な発想を要求するものではなく,学校で使われている問題集のB問題や発展問題の類題が中心となります。

開明に通っている生徒の難しい部分は,テストの学年平均(コース平均)が非常に高いという点でしょう。 先ほど紹介した中学生は外部模試で高1の全国偏差値60を超えましたが,校内平均よりは少し下となります。 この模試で偏差値60を超えると,高1なら「まあまあよくできているね」というラインで,中3なら「めっちゃよくできているやん!この調子でいけば神大以上にはいけそうやね!」というレベルです。

しかし,開明に通っていると,全国偏差値がどうであれ「校内平均を下回っている」ということに意識が向いてしまいます。 そうなると,「平均点を下回っているということは自分はこの科目の成績が良くない=苦手なんだ」という思いが生まれます。 それが「もっと難しい問題も解けるようにならないといけない」という考えにつながり,結果的に基本がおろそかになり,さらに成績が悪い方向に向かうことがよくあります。

このような事態を避けるには,その生徒のレベルや理解度に合った指導やペース配分を提供する必要があります。 基本が固まっていないのに応用に手を出すのを避けつつ,基本がしっかりしてこれば少しずつ難易度の高い問題に移行していきます。 そうすることが,高3になってからの受験勉強に非常に良い影響を与えます。

今まで,良い素質を持っているのに,難易度の高い問題に時間を割きすぎた結果,基礎がボロボロで成績の悪い生徒を多く見てきました そのような状態にならないためにも,早い時期から押さえるべきポイントをしっかりと押さえていきましょう。

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