通信授業(オンライン授業)でも成績は上げられる(実績あり)
2020年春,緊急事態宣言により学校が一斉休校となりました。その時,私は通信授業により指導の継続を行いました。 偶然にも2019年の春から通信授業を導入していましたし,大学院の情報科学研究科を出ていますので,特に問題なく通信授業を行うことができました。
通信授業に対する認知度は2020年に一気に上がりました。一方で,それでも通信授業ではなく対面授業を希望される保護者の方が多くおられるのが現状です。 原因はいくつかありますが,一番は「通信授業で成績が上がるのか?」ということに疑問を感じているからでしょう。
教室指導,家庭教師だけでなく,通信指導のみの生徒も3ヶ月以上指導した生徒は全員,成績が上がりました。 通信で指導した生徒全員,通信指導前は個別指導塾で対面授業を受けていました。つまり,他塾の個別指導の対面授業で成績が上がらなくても,私の通信授業では成績が上がったわけです。
正直に書くと,通信授業よりも対面授業のほうが私は楽ですし,成績も上げやすいです。 もっと言うと,通信授業だと対面よりも少し指導効率が落ちます。 つまり,成績が上がりやすい順(個人の感想)でいうと
私の対面授業>私の通信授業>他塾の個別指導
対面授業も通信授業もしている立場で言うと,やはり通信授業には対面授業に無い難しさがあります。
他の先生も同じことを感じていると思います。
そのため,対面授業でも大した授業ができない先生が,通信授業をするとなると・・・
そういうこともあって,
「他塾で通信授業を受けたことがあるけれど,通信授業はもう結構」と考えている保護者の方は多いようです。
ただ,私の家庭教師の対象エリア外に住んでいる方や,大阪の教室に通うのが難しい方で,この文章を読んでいただいている方には,ぜひ一度,私の通信授業を受けて頂きたいです。 指導力の差は画面を通しても伝わります。
また,兵庫や大阪に住んでいる方も,「最初は通信で,途中から対面で」「最初は対面で,途中から通信で」ということもできますので,体験授業を受けていただければと思います。
通信授業に必要なもの
通信授業はスマホが1台あればできます。初めての緊急事態宣言のときには,スマホ1台しかない家庭はそれで授業を行いました。 その生徒は直後のテストで指導科目である数学でコーストップを取ったので,スマホ1台で十分な対応ができたと言えるでしょう。
一方で,できればスマホ1台の他にタブレットかパソコンがあると授業がしやすいです。 授業でスマホを利用するので,それとは別にテレビ電話用に何か1台あれば授業が進めやすくなります。 タブレットやパソコンがなければ,前に使っていたスマホでも問題ありません。
手元を映すカメラもあればやりやすいですが,必須ではありません。 通信授業で現在指導している生徒の多くは手元を移すカメラを持っていませんが,成績は上がっています。 ただし,あった方が授業がしやすいのは間違いありません。 通信授業である程度の期間指導していき,「通信授業でも問題ない」「今後も通信で授業を受けよう」と感じられた場合は,その時に購入されることをおすすめします。